2014年5月8日木曜日

いじめ防止に向けて(5月8日)

 今日は弁護士の方々を講師として、一年生を対象とした「いじめ防止のための授業」を実施していただきました。生徒は、人権とは安心、自信、自由を意味するとの説明を聞き、よく言われる「いじめは人権を侵害する」という言葉を「いじめは、その人の安心と自信と自由を侵害する」と置き換えることで理解を深めていました。
 授業の当初は、いじめられる側にも場合によっては悪い場合があると考えていた生徒が多く見られました。しかし、授業後は、相手に対して、いじめという方法しか選択肢がなかったのか。この程度の行為なら大丈夫だ、許されるのではないかという考えは自分への言い訳にすぎないのではないか。多数からいじめられる一人の心情を考えてみれば、いじめという行為を選択してしまった側に問題があると、気づくことができたのではないでしょうか。(文責 松本)