2日遅れの更新になってしまいました。
1年の国語では、『星の花の降るころに』という題名の小説を読んでいます。「星の花」とは、この話の中では「銀木犀」を指し、10月頃に白い花を咲かせます。三中にも1本だけあります。金木犀に比べると、色も香りも地味なようです。
主人公の女子中学生は、星の花の降る去年の秋ごろは親しかった友人と仲直りをしたいと考えています。そこに一人の男子が関わってきて…。
叙述をもとに、場面の展開や人物の描写を丁寧に読み取る授業でした。
よく手が挙がり、テンポよく授業が進みます。
プリントに、表現を抜き出したり、自分の考えを書いたり。
考えたことを近くの人と共有したりもします。
「裏門にも、コンクリートの通路にも人の姿はない。どこも強い日差しのせいで、色が飛んでしまったみたい。貧血を起こしたときに見える白々とした光景によく似ている。」
この描写から読み取れる主人公の心の状態について考える。