人が倒れた時、周囲にいる人々がすぐに適切な対処をできるかどうかで、倒れた人の生存率は大きく変わります。そしてその機会は、誰にでも訪れる可能性があります。
本日、3年生は救命講習で、倒れた方がいた時の対処法を学びました。講師は、昨年度に引き続き国士舘大学の専門チームの方々です。
まずは胸骨圧迫とAEDの大切さについて教えていただきました。
胸骨圧迫とAEDを両方とも使うことによって、生存率は、何もしなかった時と比べて4倍にもなるそうです。
その後、マネキンを使って、胸骨圧迫と、AEDの体験を行いました。
AED自体にも使い方は書かれていますが、慌てている時にはスムーズに動けないこともあります。一分一秒を争うような時には、AEDを使って練習した経験が、その後を大きく変えるかも知れません。
マネキンは2人に1つずつ用意していただいたため、一人ひとりがしっかりとテンポよく練習することができました。
自分が倒れることも、倒れた誰かを助けることも、予測はできません。助け合う気持ちを忘れず、いざという時は、今日の経験を思い出してください。