天気はいいですが、底冷えのする一日です。
鎌倉幕府についての学習です。
私が中学生のときの社会科の先生もそうでしたが、「まるで見てきたかのように」その場の状況をしゃべります。そこに、今はICTによる映像資料の提示が加わるのですから、生徒はいっそう臨場感をもって話を聞き、場面を思い浮かべることができることでしょう。
もちろん、しゃべりを聞いているだけでは受け身の授業になってしまいます。考えさせる時間が必要です。今日の授業では、「なぜ、鎌倉に幕府が置かれたのか」「幕府の政治が安定した理由は」という問題について、自分の考えを書き、班で話し合う時間を設けていました。
また、資料を読み取る力を付けるために、土地の所有者が2人いる古地図から考えられることを書いたりしました。
さらに、当時の武士のおきてである「御成敗式目」を見せたりもしていました。生徒から「本物?」という反応がありましたが、具体物を見せるということも授業に引き付ける要因だと思います。