2022年6月17日金曜日

6月17日(金)東京教師道場 研究授業

 「東京教師道場」は、東京都教育委員会が2006年より開催している授業力向上のための研修です。授業研究をとおして、2年間継続的に指導・助言を受け、教科等の専門性を一層高めるとともに、他の教員の指導的役割を担うことができる資質・能力を磨くことを目的としています。 

今年度、本校2年所属の国語科担当が部員となり、今日の5校時に研究授業を行いました。他校から部員が訪れ、授業後の協議会で研鑽を高め合います。

 単元は、「語感を育む」。6つの短歌の鑑賞をとおして、短歌全体の印象を考え、それをけん引する言葉を探すことで、中心となる言葉を見つける力を身に付けます。

 何よりも教師も生徒も楽しそうに授業をしているのがいいなあと思いました。テンポよく対話が進みます。

 私(副校長)も専門は国語ですが、短歌の授業というと、音読と言葉の意味や歌の状況の説明だけに終わるような、生徒にとって「受け身」の授業をやってきてしまいました。今日のように、生徒が活発に意見を発表でき、それにより歌の世界が深まっていく授業をつくれるのだなあと刺激を受けました。