5月の終わりに、図書室の文庫本1冊が何ページにも渡って、折り紙のように折り込まれていたことが発見されました。各クラスで担任から注意をし、何か情報があったら申し出てほしいと生徒に伝えました。その後、同様のことは起こらなかったのですが…、
学校司書は、長く三中に勤務しておりますが、こんなことは初めてだと嘆いています。
事態を重く見て、本日の朝、緊急の全校集会を開きました。
生活指導主任が訴えます。このように何ページも破られていました。
私は三中に11年勤務していますが、問題が起きて、緊急の全校集会を開くのは初めてです。
それだけ、三中が落ち着いていて、行事などにも生徒がいっしょけんめいに取り組む、いい学校だからでしょう。
しかし、その三中の秩序が乱れてしまった。
私は生活指導主任として、落ち着きのある三中を守らなければならない。だから、厳しいことも言います。
図書室の秩序を守る司書さんは、私以上に心を痛めていることでしょう。
この問いに、生徒はどうこたえるでしょうか。
「誇りある」三中生として、このような行為を許さない、二度としないという強い意思をもってくれるに違いないと信じたい。
それでも……。
もし、心の中にモヤモヤした思いや困り感があり、どうしてもやってしまいたくなるのならば、勇気を出して、スクールカウンセラーや相談機関に相談してみてください。