国分寺市では、3年次までの若手教員が年3~4回の授業研究をおこない、市教育委員会の教育アドバイザーによる指導・助言を受けることで授業の腕を磨いていきます。本校には3名おります。
今日は1年社会を担当する3年次の教員の授業がありました。内容は、奈良時代律令国家の税制や土地制度、人々の暮らしについて考察する授業です。
いつもどおりスライドや資料集など豊富な図版を用いて視覚に訴え、そこに「見てきたかのような」しゃべりを乗せて授業は進みます。
「万葉集」所収の「貧窮問答歌」。山上憶良のこの歌を、私も中学の時に学んだ覚えがあります。その他、「調布市」の地名の由来も、この時代の学習をしたときに教えてもらったなあ。
覚えるべき語句や事項が多く、生徒に問題を投げかけてじっくり考えさせるのがなかなか難しい単元であると授業者はこぼしておりました。